教えの効能

工場といっても、そこそこの規模がありましたので、部署も沢山ありました。
実際に物を作り出す「製造部」が主力ですが、その製造を支える部署も沢山あるんですね🤔

作るための数値や手段を探求する「生産技術」、品質を担う「品質保証」、営業と連携して作るモノの順序を整理する「生産管理」、設備を維持管理する「設備部」。そして、現状の製造と少し離れて、次の技術や製品を探求する「研究所」。最後に、組織全体に関わる「資材」「経理」「総務」。
工場の規模によって、「課」だったり「部」まであったりでしたが、概ね同じような構成になっているのではないかと思います。

トムが居たのは「総務」でしたが、全社員の人事考課(いわゆる査定)や、全従業員で組織される労働組合との日々の交渉などを😤
公の仕事なのですが、ズバリ個人情報や機密情報も多く、内容的に表に出来ないお仕事でした。
外から見える部分は、「夏祭り」などで弁当手配をしている若造、くらいだったのではないでしょうか😅

こうした仕事を進める中で欠かせないのは、やはり人とのコミュニケーションでした。
採用でも面談。査定の調整も面談。労組との折衝も面談。
こちらの主張、先方の主張。分かり合えることもあれば、もの別れに終わることも😥
お客様とお店、上司と部下、など、どのお仕事でも、共通した行動ですね。

こうした局面で、大いに助けられたのが、仕事と関係なさそうな「合氣道」や「ひとりさん」の教えなのでした🤗