春から船出をし、舵を握っているわけですが、日々、工場の操業は淡々と。
日々、経費削減と販売の拡大に注力しつつ、こと「値上げ」に関しては、T先生のご指導の下、検討を続けていました。
野球で言えば、どの打者に、どんな球をいつ・どのように投げるか、マウンドで考えている状態ですね😅
こう見えて、大学時代から野球🥎のピッチャーだったトム🤗
販売先の規模や形態を整理し、使われている商品の原価も見直し、検討を重ねていました。
そうしている間にも、商品によっては、
「出荷の度に、利益ではなく損失が生じているかも😱」と考えると氣が急ぐ反面、
取引量の大きな商品では「値上げの提案で全てがゼロになってしまうかも😖」と考えると、プレートを外してしまうな心境に。
そうした中、過去11年分の販売データを整理してきたことが、冷静さをもたらしてくれました。
10年間、殆どと言って良いほど値上げをしていなかった事実が分かり、赤字幅が膨らんでいた状況。
取引先によっては、売上単価から販売数量に応じて更に値引きされる契約条件になっているものも😳
事実を整理することが、背中を押してくれる材料となりました。
今、投げるしかない。
たとえ打たれても（取引停止になっても）、「値上げ」という球を投げないと、試合が続けられない。
腹を決めて、セットポジションに入るトムなのでした。