それはバニラキプフェルだったのか

12月に入り、毎日愛聴するラジオからクリスマスソングが沢山流れてきて、あまり関係ない ふくてん でもなんとなくウキウキしてきてしまいます。
前回の投稿で、以前からシュトーレン好きであるとお話しましたが、シュトーレンの他にもクリスマス時期のお菓子が色々ありますね。
最近人氣が高まっている感のあるイタリアのパネトーネ(パネットーネ)もその一つですね。

私の場合、最初に見かけたのが何年前だったかドンクにてだったと思いますが、今はいつも行く業務スーパーでも売られるようになっています。ですので見かけたことがあるという方も多いのではないでしょうか。私はまだ食べたことがなく、自作するのも難しそうで、長年憧れのお菓子の一つのままです。

さて今回のブログはそんな憧れのパネトーネについてではなく、ドイツのクリスマス時期の焼き菓子である思い出の(?)バニラキプフェルについてです。
学生時代オレンジページ愛読者だった ふくてん は、藤野真紀子さんの三日月ほろほろクッキーが好きでした。(レシピの作者さんを思い出せませんでしたが、ググると出てきますね、便利です。)雑誌の写真(おぼろげ)と当時自作したクッキーを懐かしく思い出しまして、クックパッドレシピのいくつかを見比べながら米粉でバニラキプフェルを作ってみることにしました。

今回レシピをいくつも比較する中でクックパッドで驚いたことがありましたので申しますと、なんと11カ国もの大使館がクックパッドメンバーとなってそれぞれが誇るレシピを紹介してくれているのですね。(みんな知ってることなのでしょうか。すごーーーい!思わぬところに宝箱を見つけてしまいましたよ。)ドイツ連邦共和国大使館のバニラキプフェルのレシピに出会ったので各国の大使館がクックパッドでレシピ公開していることを知りました。

なんとか作ってみたのですが、食感がざっくざくしていて記憶にあるホロホロ感が全く出せていないのです。この原因も作った後調べたところ、バターの取り扱いのせいだろうとわかりましたので、次回は反省点を踏まえつつ作ろうと思います。おそらく早くて来年の冬ですが。
卵ありとなしのレシピが検索して出てきて、それもどちらが記憶のレシピに近い方なのかわからなかったのですが、卵なしレシピがドイツの家庭で作られる一般的なものらしいです。

時間がなく成形をトム店主に手伝ってもらいましたが、私より上手に三日月型にしてくれてとても助かりました💦 ありがたかったです。